長いＷａｖファイルを休み休み聴くのにいいＷａｖｅＰｌａｙｅｒ

The long Wav file as many as several hours, listening or in stages, or frequently put off, is nice to listen to while or rewind.

　まず、初めに誠に申し訳ないのですが、このアプリはシーク機能がうまく使えない機種またはファイルの種類があります。私が持っているLesanceTB A07A(android4.1.1)でも、WAVファイルをシークすると、１度目はうまくいくのですが、２度目はうまくいかず、強制終了しなければいけなくなります。ただ、mp4、mp3、m4aファイルはうまくシークできたので、ＷＡＶファイルだけうまくシークできないのかもしれません。

　それで、どの機種ならWAVファイルがうまく動くのかといえば、REGZA PhoneT-01C(android2.2.2)なのですが、この機種だけうまく動くのか、android2.2.2ならどの機種でもいいのか確認できておりません。

　更に言えば、このアプリは音楽再生を目的としたものではありません。よって、フォルダにある音楽を順番に再生するという機能はありません。ですから、使用できる機種も用途もかなり狭いアプリだと思います。

使用目的

　私はパソコンでドキュメントトーカ９５を使ってオンライン小説をＷＡＶファイルに変換しＴ－０１Ｃで聴いています。小説を丸ごとＷＡＶファイルにしますので、１０時間以上のファイルになることもあります。

　その他に、ボイスレコーダーで録音したファイルも種類によっては聴けます。秒単位、分単位のシークボタンが付いていますし、設定でシーク時間の変更もできますので、ボイスレコーダーで録音した会議の内容を文書に起こすのには最適だと思います。

　つまり、このアプリの使用目的は長時間のＷＡＶファイルを聴くということです。

対応ファイル

　.3gp .mp3 .mp4 .m4a .wav

使い方

１）パソコンから送るなどして再生したいファイルを用意します。上の画像ではdownloadというフォルダにkomugiko.WAVというファイル名で保存しています。

２）アプリを起動します。７インチタブレットは左から１番目の画像、スマートフォンは２番目の画像。

３）「フォルダ」ボタンをタップして、該当のファイルを開きます（画像３）。

４）ファイル名と再生時間が表示されます（画像４）。画像４の例では、再生時間は「４時間３分１秒」です。

５）「ＰＬＡＹ］ボタンをタップすると再生が開始されます。

６）栞を挟みたい場合は、「ＰＡＵＳＥ」をタップします（ＰＡＵＳＥをタップせずに聴きながらでもいいですが）。「ＰＡＵＳＥ」をタップした後に、「栞を挟む」をタップします。すると、リストが表示されます（画像５）。保存できる場所は１０ありますので、空いているところをタップすれば保存されます。このとき、ＷＡＶファイル自体を保存する訳ではなく、ＷＡＶファイルがある場所を記録しているだけなので、元のＷＡＶファイルを消してしまうと、再生できなくなります。

７）栞を挟んだ後にアプリを終了したければ、「終了」をタップして下さい。

８）終了した後に、続きを聞きたくなったら、アプリを起動して、「読み込み」をタップし、読み込むファイルを選んでください（画像６）

９）任意の時間にシークしたければ、「ジャンプ」ボタンの横にあるエリアに時刻を入れて「ジャンプ」ボタンをタップすれば、シークします（画像７）。このときの時刻の入力は「１：２０」でも「８０」でもかまいません。単位は分です。秒ではありません。画像７ではタイム表示が「００：４０：００」つまり４０分になっていますが、「ＰＬＡＹ］をタップすると、すぐに「０１：２０：００」になります。これは後の「ＷＡＶファイルシーク設定」で説明します。

１０）秒単位、分単位でシークしたいときは、「－１分」「－１０秒」「＋１０秒」「＋１分」「＋５分」のボタンをタップして下さい。もっと細かく、もっと大きくシークすることが多い方は、メニューにある「シークボタン設定」で設定しなおしてください。

１１）メニューボタンを押すと、「ＷＡＶファイルシーク設定」と「シークボタン設定」の２つが表示されます（画像８）。

１２）「ＷＡＶファイルシーク設定」は、「１／２にする」と「１／１にする」のどちらかに設定することができます。これは、Ｔ－０１Ｃだけの問題かもしれませんが、ＭＰ４などのファイルはちゃんとシークした場所から再生されるのですが、ドキュメントトーカ９５で作成したＷＡＶファイルだけはなぜかシークした位置の２倍の位置から再生されてしまいます。なので、この設定で「１／２にする」を選んだ場合は、シーク位置を半分の場所にします。たいていの皆様はこの設定を使う必要はなく、規定値のままでいいと思います。設定は保存されますので、一度設定すると設定しなおすまでそのままです。

１３）「シークボタン設定」は秒単位、分単位移動ボタンの設定ができます（画像９）。変更したい設定をタップすると入力画面が表示されます。現在の設定も表示されますので、数字を上書きして保存してください。単位は「秒」です。設定は保存されますので、一度設定すると設定しなおすまでそのままです。

１４）再生中に電話が着信したときに再生を中止する機能が付いています。この機能を使うには、マニフェストに電話機能にアクセスする権限を登録しなければなりませんでした。エミュレーター上では着信させると再生がストップしましたが、ＳＩＭがないので実機ではチェックできませんでした。

至らないところが数多くありますが、皆様のお役に立てれば幸いです。